器の修理をしてきました
前回の続き、木のお盆の欠けたところを
直角に切り落とし
そこにピッタリくる大きさの木片を削ります
実家でずーっと使われていたなじみと味のあるお盆
結婚とともに持ってきたもの
かけているとはいえ、修理のためにすこし削り落とすのが
実は最初、ためらわれたのですが
先生が
「今からすこし削らせてもらいますが、ちゃんと修理させていただくためです。
と、器に伝えてくださいね」
とおっしゃったので、そのお言葉でこころがすっと軽くなり
作業に入らせていただくことができました
木片を小さく切り出して
小刀で削っていく、小刀、懐かしい!小学校以来かれこれ30年?ぶり?
形ができてきたらやすりで削って整えて
ここまでしていたら、あっという間にお教室も終わりの時間に
スプーンをつくる時間はありませんでした^^
先日ブログに載せていた
佛飯をのせるお膳のセットと、汁碗を先生に見ていただいたところ
セットのほうは、損傷も激しく、お教室では難しいので専門的なところで修理してもらっては?
というご意見をいただき、汁碗は、2通りの直し方があります、と、ご提案いただきました
ものが何でも手軽に便利に手に入るし、使えるようになったのは
有り難い反面、壊れたら直せる、直す技術がある、という知恵や工夫のあふれる生活から
すこし遠い世界になってるのかもしれないなと、このお教室に通うようになり
さらに身近に感じるようになった気がします
技術だけではない、先生の漆や器に対する思いや、知識の深さに
初めてのことだらけの私は、新鮮に学ばせて楽しませていただいています
お片づけ後にはご褒美♪
オーナーさんの入れてくださるハーブティーをいただきました
大きなぶどう!この夏、私の中で最大級でした、ごちそうさまでした♪
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