断捨離

神戸市須磨区妙法寺でグラヴィティーヨガレッスンしています

「Toaru」です♪



昨年から本格的にはじめました、断捨離～

そのしばらく前からメディアではよく取り上げられていたので

必要ないものを整理し、処分するくらいの認識しかなく

しかも、けっこうそのつど物の整理はしているから

自分にはあんまり必要ないかもとさえ思っていました

が、

結果的にめっちゃ必要、必須分野でした！


それというのも、ヨガのティーチャーズトレーニングで

必要以上に欲におぼれない→ブラフマチャリア・離欲

必要以上にもたない、貪らない→アパリグラハ・不貧

身の回りの整理整頓→サウチャ

部屋の乱れ・生活の乱れ＝心の乱れということを学び


ずっと迷って保留にしているものが実はあったので

それを手放すことからはじめて、というか、手放すことがまず

必要なことなのかさえ判断ができなかったので

考えてみることに



結果



まずは絵本200冊、今必要で役立ててくださる方に譲りました！

絵本は、どれも娘との思い出があって、もう中学生で読まなくなった今も

すべて段ボールにしまっていて、もしかしたら二人目のこどものために

と、ずっと大切に保管してきましたが、かなりの量なので押入れの

収納は少なくなってしまっていたのが現状、、

孫に渡してもいいくらい(何年さきなんだろ・笑）かんがえていたのですが

そのときはそのとき、今絵本が喜んでいるか？手放したほうが絵本も

本来のお役目につけて喜ぶかもしれないと思い

思い入れの深い本だけ娘と選んで残し

ほかの本は、｢今」喜んで役立ててくださる方にお譲りしました



そして、それを皮切りにさらに

洋服～食器～雑貨～なども

続々と、けっこうあるもので、あらら～こんなに～とびっくり！！



そして一番切ない別れ、、

5年間大切に乗ってきた愛車も

つい1週間ほど前に手放しました

5年前は今の駅に近いマンションに引っ越す以前で、駅からも商業施設からも

離れたアパートに暮らしていた私たち家族の生活には必須でした

というのも、娘が虚弱体質でアレルギーなどもあり

熱が上がるとよく熱性痙攣を起こし

1度風邪を引くとなかなか治りきらず、

一ヶ月近く学校をやすむこともあったり

その間の食料品、日用品の買出しを休めないし

かといって娘を家に1人で置いて買出しに行ったときに

痙攣をおこすことも心配で

車に積んで、小学生にもかかわらずベビーカーに乗せて

スーパーに行ったりも（笑）

主人は協力したい気持ちはあったものの

実際、仕事で在宅時間が少なく

休みの日や夜間の痙攣時には、1人で娘を背負って東へ西へと救急搬送を

受け付けてくれる救急病院への移動が日常茶飯事

住んでいるところも、山の谷間にある場所で自転車は使うことができない

坂道ばかりだったので、、本当にあの車がなかったら

どうしていただろうというくらい頼りになる、私には相棒のような存在



3年前に駅近くのマンションに引っ越しをし

徐々に地下鉄を使って移動する機会も増えたけれど

そして

今でこそヨガをするくらい元気だけれど

当時は心と身体のバランスを崩し、体力もなく、車があったからこそ

あの時期もなんとか乗り越えてこられたので

わたしには、本当にありがたい存在


でも、娘も中学生になり、病院にお世話になる回数も減り

私も元気をだんだん回復して

公共交通機関を利用して移動する事も増えて

確実に車に乗る回数が減り

1年位前から、少しづつ手放すかどうか考え出し

近くにはカーシェアリングできる場所もあったので

本当に、本当に思い切って手放すことに決め


手放すことに決めた後でも迷い

主人からも、手放すのは簡単だけど、また手に入れるのは金額的にも

負担が大きいから、よくよく考えて、それでも考えて、必要だったら手放さなくても

といってもらって、でも決心ができずにまた考えての繰り返し

決心できない自分も尊重し、自分自身が心を決められるようになるまで

待ちました

車がある自由は、確かに大きいけれど、、

維持費や月々の駐車場代やガソリンも計算して

メリット、デメリットをしっかり考えながら

｢今｣本当に必要かどうか、、コレが決め手になりました


手放すとはっきり決心してからは

なるべく車が喜んでくれるような使い方の意識に変わり



手放す前には、娘が幼稚園のころ、小学校低学年のころ

娘と2人、夏の夕食後、気楽にのんび～り明石海峡大橋によくドライブにいったので

久しぶりに明石海峡大橋の袂のアウトレット、マリンピアに行き

車のことを話しながらゆっくりと灯りがともる橋を見ながら食事

車内の片付けをすべて終えて、車を後にするときには

身内と分かれるような、、そんな感覚が胸にぐっとこみあげるものがあり

ただただ、いままでの感謝の気持ち、そして次の方のお役にて立てるように

大切に使ってくださる方の手に渡りますようにと心で祈りました


今思えば、わたしにとっての車は

娘を乗せてどこへでも連れて行ってくれる

昔の乳母車のような力強い存在

病気の子には、中にお座布団いっぱい敷いてあげて寝かせて病院にいったり

ぐずったら乳母車に乗せて違う景色をみせながら風にふかれて散歩してみたり、

お友達も兄弟もみんな一度に乗せてあげても、びくともしないちから強さと

懐の深さがあって

水溜りや、舗装されてない凸凹の道路にもうろたえないたくましさ

本当に頼りになる存在でした

手放すかどうか考えた時期はけっこう長かったのに、、

お別れするときは、いきなりきた感じ


車を送り出してから

私や家族をもの言わず、ずっとそして確かに支えてくれていたんだなと

いなくなってから、その存在の大きさに、ただただ感謝


車のことを考えるだけで、今も胸が熱くなってありがたくて涙が出るのに

いつも私を支えてくれている家族や友人の存在が当たり前になって

心が鈍感になっていやしないだろうか、、ふと考えました


思春期の娘の生意気さや態度に腹が立つ今日この頃

いろいろあったし、これからもいろいろあるだろうけど

あのこが産まれてくれたから出会えたお菓子作りの楽しさ、ヨガとの出会い

大切な仲間

ともするとなまける私に家事を習慣化させてくれたり

毎日料理できるのも、洗濯できるのも、すべて家族や友人

目に見えるもの、見えないもの、すべてに支えられていての｢今」なんだ

と、あらためて思いました

断捨離・・・、ほんと、いいですよ～♪

次回は、断捨離したらはいってきたものなどもブログに書こうと思います♪

このブログは、愛する車、ラパンにささげます

ラパン、大好き、有り難う！！