神戸・神戸新聞カルチャーセンターにて(第1、3月曜日、14時45分~・19時~)
グラヴィティーヨガレッスンしています、「Toaru」です♪
ずっと楽しみにしていたグラヴィティーの
マタニティーヨガ、ティーチャーズトレーニング
無事に修了しました♪
妊娠&出産は病気ではないけれど、確実に女性の身体に変化がある一大イベント!
とくにはじめての経験は、喜びもひとしおですが、不安を抱えることもあります
ヨガをとおして出産を見つめなおす機会、自分が純粋に学んでみたいと感じ受講
あっという間だったけれど、学びの多かったマタニティーヨガ♪
何回かに分けてブログに書いてみようと思っています^^
さてさて、今回マタニティーヨガに参加を決めたのは、いくつも理由があるのですが
そのひとつは、自分の出産をあらためて客観的に見つめてみたかったこと
長女の出産は、自分が思い描いていた自然分娩とは異なり
予定日1ヶ月前に陣痛が来て入院、子宮口が完全に開いたところで突然心音がとまり
きゅうきょ吸引分娩で出産、早期胎盤剥離でした
早期胎盤剥離とはご存知の方もいらっしゃると思いますが
何らかの理由で、分娩前に胎盤が剥がれ落ちてきて
お腹の胎児への酸素や栄養が送られなくなる危険な状態
発生を完全に予想することは難しく、急に剥離が始まり、急速に進行し
腹痛などの症状が出てきたときにはすでに重症化していることもあります
明け方に産まれると説明されていた主人は
いきなり私が午前2時ごろ分娩室に移動し、あっという間に吸引でうまれて
目の前には、はじめましての赤ちゃん
どうしていいかわからず、思わずにやけた?笑ってしまったそう
ヒトは予測不能の自体やできごと、恐怖に遭遇すると笑ってしまうことがあると
心理学で聞いたことがあるのですが、そんな感じだったんでしょうか?笑
すかさず医師に
「あんたねえ、あと5分遅かったら命はなかったよ!
笑ってる場合じゃない!!」と怒られたようです^^;
でも、いきなり目の前にあらわれた小さな天使にむかって
びっくりしたのと、顔がほころぶのは自然なことですよね
しかも、そんなに危険な状態とは、分娩室の外の人間にはまったく分からない状態
先生自身も慌てて吸引して、赤ちゃんと一緒に飛び出した胎盤をみるまでは
早期胎盤剥離だとは思っていなかったようで、「あっ、早期胎盤剥離やったんかあ、、」
みたいにつぶやいていました
中年の看護師さんは産後の後片付けをしながらみょうにしみじみ
「はじめてみたわ、早期胎盤剥離、、、」って話しかけてきてくれたり^^;
母親でさえもどうなるのかなんて、全くわからなかった!!
1920gと小さく生まれてきたものの、おっぱいを飲む力も強く
虚弱だったり、アレルギー体質だったりと心配もありましたが
今では大きく育っています
産後は子供を授かることができた喜びもおおきくて、本当に可愛くて仕方なくて
ありがたい気持ちで一杯でした
でもね、満たされた心と平行して、妊娠中の生活が悪くて
じぶんのせいで危険な目に遭わせてしまったり
安全に産んであげられなかったとか、、
不必要に自分を責めてしまう時期もありました
責めても何も変わらないことは分かっていても
この気持ちを共有できるような体験を持つ方が周りにいなかったこともあり
つらい気持ちが消化できずに抱え込んでしまいました
自分の中にしこりとなってしばらく残り、勝手に1人で苦しんだり、、
考えるたびに出口がないことは理解しているのだけれど
周りの人に相談しても、今のようにネット環境もなく詳しい知識も得られず
医師にも、とりあえず無事に生まれてきたんだから問題はない、2人目出産時はきをつけてね
位のアドバイスで、心のケアはおいてきぼりな感覚がありました
感じ方には個人差があり、あくまで私の体験や感想ですので
みなさんが同じようにかんじることではないと思いますが
産後の私の心にはしばらく手放せない感情が残りました
ここ最近、出産といのちや、ヒトとヒト、人類のつながりをテーマにして
全国で開催されているバースカフェというWSにご縁があって参加させていただいたおり
出産時のさまざまな体験で精神的に苦しんでいる方、ほんとは子育てを楽しみたいのに
なぜか楽しめなかったり、不安感が強いかたが多くいらっしゃることを知りました
それぞれの経験や、正直な気持ちをシェアしあったり、、
ひとそれぞれ悩んだりするポイントは違うけれど
言葉にしたり、共感したりすること、涙が自然に流れることで
わたしは、こころがすうっと軽くなりました
もちろん、出産を楽しむ妊婦さんのお話、気持ちよかったと~いうお話も耳にします
出産という体験から学ぶことは、医学の発達した現在もひとの心がそれぞれなように
ひとそれぞれ、感じることも千差万別ではないでしょうか
今回マタニティーヨガの座学を担当してくださった助産師さんが
何回お産をしても、身体はその都度変化をしているので
1回一回の出産体験は、まったく違うものであることをまずは教えてくださいました
また、予想。予測できないことが突然訪れる可能性なども
私のように自然出産を望んでいても、当然不測の事態になることもあります
何より、娘はそういった形でなかったら、
この世に生まれてくることはできませんでした
この出産体験や、子育ての中でのハードルは
娘から私へのプレゼントだったのだとおもいます
こうありたい、自然分娩で産めなかった、安全に産んであげれなくて申し訳ない、という自分の感情にこだわるあまり
いま与えられて恵まれてあるもの、いまここに感謝できることにも
なかなか気づけない時期もありました
ヨガを学び始めたことで過去や自分の感情に必要以上にこだわり手放せなかったことや
「いま、ここ」に居る自分をだんだんと意識できるようになり
過去の失敗やネガティブな感情にとらわれやすかった心の癖がよくわかり
フォーカスがかわりました
今ここに感謝できること、足りないものばかりもっともっとと追いかけていくと
飢餓感ばかりで、人生終あっという間に終わっちゃうよ~って^^
ヨガの師匠の言葉、ヨガの教えです
出産は自然に任せるものであることで
産後の子育ての中で愛情に満ちたとても良い関係性が築けるといわれています
確かに理想を言えばその通りです
出産を楽しむ妊婦さんのお話、気持ちよかったと~いうお話も時々耳にします
いろいろな体験があるし、人と比べられものではないと私は思います
ネガティブな体験、ポジティブな体験、どれもオールOKで最善!!
そして、どれも貴重で、その人だけへの特別な機会
与えてもらっているギフト
そのギフトをどんな風に味わうのかが大切なんじゃないかな
喜びだけの味わいもあるだろうし、苦味や悲しみも
いろんな感情があっていいし、受け取り方で視界も変わります
私の場合は、かなり時間がかかったけれど
それも、わたしの味!
さまざまな学びに恵まれ、自分自身の出産に対する意識がかわりました
今までの体験は変わらないけれど、心のフォーカスがかわったのですね
また、数年前に流産の経験があり
心身ともに回復にも時間がかかり、もしあの体力、気力がなくしんどかった時期に
マタニティーヨガを知っていたらどうだったのかな、と思う気持ちもあったり
グラヴィティーヨガは、クッションを使ったリラックス感がとても気持ちよいので
それがマタニティーで体験できることにも興味があって
産前は出産を意識したヨガってどんなもので
産後は骨盤や身体を回復したり、加齢とともに気になる女性の悩みも
学べる良い機会だなと思いました
最近は周囲のお友達やお仲間が妊娠されたりと、おめでたいニュースが続き
40才を目前にして、自分自身の出産もちょっと考えてみたりも
(長女と15歳も離れるわけですが、体力持つのかな・笑)
次回からは、胎児ならぬ、砂袋をお腹にまきつけて受講した
マタニティーヨガの勉強風景をup予定です♪
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